熱処理加工

オーステンパ(ADI処理)


オーステンパ(ADI処理)- 鋼の組織を均一にする熱処理 –

焼入れ焼戻し処理よりも機械的性質を向上させるため、オ-ステナイト化温度以上に加熱したのち、熱浴にて焼入れする処理をオーステンパ(ADI処理)と呼びます。

オーステンパ(ADI処理)によりベイナイト組織が得られ、高強度でじん性を持った機械的性質の優れた鋼になります。

処理可能 ピット炉 美原工場
処理能力 550t / 月
処理目的 機械的性質(引張強度、耐力、伸び、絞り、衝撃)の向上
焼割れや歪みの防止
小ロットから大ロットまで対応可能です!

オーステンパ・ADI処理とは?

オーステンパ・ADI処理は、素材の機械的性質を向上させるため、素材をオーステナイト化温度以上まで加熱し、塩浴(200℃~400℃)で冷却し温度を保持する熱処理方法です。
これにより、ベイナイト組織が得られます。